老人の日(9月15日)

毎年9月の第3月曜で祝日となる「敬老の日」(9月18日)の事ではない。
「老人の日」老人福祉に関心を寄せ、高齢者の生活向上に努めることを目的に制定された日のことだ。

9月15日が、祝日とはならない「老人の日」だと言う事を初めて知った!
またこの日から21日までの7日間を「老人週間」と定められているらしい。
どれほど周知されているのだろうか??

おじいちゃんおばあちゃんの長寿を祝うのが「敬老の日」で、老人にとっては受動的な行事と言えるが、「老人の日」は「老人自ら生活向上に努めて長生きしよう!」という能動的(自発的)な行事とも言える。

「老人」という言葉の響きにはマイナーなイメージがあるのに、あえて「老人の日」を制定した厚生労働省の老人役人は流石である。
最近では 「老人」 という言葉は 高齢者・シニア・シルバー・等に言い換えられているが、ほんとにややこしい。
「老人の日」上等だ。

ちなみに医療保険制度上では65歳から74歳までを「前期高齢者」、75歳以上は「後期高齢者」と区別している。
WHO(世界保険機関)では「シニア」の定義は65歳以上。
年金も65歳になると通知がくる。
上野動物園は65歳以上はシニア割引でなんと半額。
映画館は60歳以上がシニア割引。
シルバー人材登録は60歳以上で可能らしい。