高血圧の基準

私が歯科大学を卒業したころ(1984年)は上が 180mmHg 以上、または、下が 95mmHg 以上を高血圧と呼んでいた。
または、上の血圧は「年齢+90」までは正常とも言われておりました。
つまり昔は 70歳で上の血圧160mmHg(70+90=160) は余裕の正常値だったのだ。

その後 1987年には、旧厚労省が 180/100mmHg 高血圧基準として通達し、2000年には日本高血圧学会が 140/90mmHg という新基準を提唱してきた。

更に現在では 130/80mmHg を超えたら血圧要注意などとコマーシャルでも言うようになった。

生命保険に加入するには血圧 140/90mmHg という数値はボーダーラインだ。

最近いろいろな薬を飲み始めた同級生も多い。
たぶんそーいう「お歳ごろ」なのだ。
高血圧の基準数値には色々な意見があるだろうが、高い血圧より低い血圧の方が病気のリスクは低下するのだからやっぱり低い方がよい。

因みに血圧降下作用のある栄養素代表はカリウムだという。
ほうれん草、アボカドはサラダなどに、春菊などはこれからの鍋料理などにぴったりのカリウム食材なのでお試しあれ。