2023年夏の気温
ウェザーニュースによると今年(2023年)7月から9月の気温は平年より高く猛暑となるらしい。
暑さのピークは7月下旬~8月上旬で、9月も残暑が厳しいらしい。
西から張り出すチベット高気圧と、東から張り出す太平洋高気圧が重なるため“ダブル高気圧”となり、厳しい暑さをもたらすという。チベット高気圧と太平洋高気圧は広がる高度が違うため、重なると布団の2枚重ねのようになり、40度前後の酷暑になることもあるようだ。
昔の中学時代はプレハブ小屋の冷暖房無しの暑い教室の中で授業を受けていた。
クラブ活動(バスケット部)に至っては夏場の練習中でも水を飲むという行為は許されなかった。今のような酷暑と違い、たまに光化学スモッグ注意報が出るくらいの時代だったからだろう。
今では考えられない時代だった。倒れても根性がないと言われる無茶苦茶な時代で、よく死人が出なかったと思う。
何年か前、公立の小中学校に冷暖房を付ける付けないの問題があったが、この酷暑の中、冷房なしでは無理だろう。昔の暑さとは違うのだ。
スポーツ番組の年寄りのご意見番が今のスポーツ選手によく酷評するが、時代錯誤も甚だしい。自分の思い込みを捨て、時代の変化に適応し、新たな視点で科学的に物事を評価してほしい。根性だけでは物事は大成しないどころか、危険である。
星飛雄馬のがんこ親父はもはやパワハラでしかないということだ。
ただ、歳を重ねるとそれを理解するのが一番難しい…
時代を生き抜くのは頭の良さや力の強さではない。
適応力に優れたものが生き残るのはダーウィンの進化論で証明されている。