認知症の日

あまり知られてはいませんが毎年9月21日『認知症の日』です。
2024年1月1日に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」で定められました。
以下は厚生労働省のHPの「認知症案内月間」の啓発ページです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/alzheimerday2024_00001.html 

9月21日「世界アルツハイマーデー」で、これに合わせて『認知症の日』が制定されたということらしいです。日本では認知症についての関心と理解を深める行事が、全国各地で行われます

認知症の数は急増しており、なんと600万人以上といわれ、65歳以上の高齢者の3人に1人が認知症かその予備群といわれている。記憶が徐々に失われ、大切な人の認識もできなくなってしまう…
昔は認知症と言う病名すら無かったが、現在はほんとうに身近で起こり得る病気になった。80歳になったら、自分か伴侶のどちらかは認知症になっている可能性が高いというから恐ろしい。

アミロイドβと呼ばれるタンパク質が脳内に蓄積することが原因らしいが、認知症は食生活に大きく影響されるらしい。
糖尿病は、認知症リスクを2倍に跳ね上げることが分かっており、我々歯科領域では歯牙の残存歯数が大きく影響することも報告されている。日常の食習慣や歯周病予防が大きく認知症罹患の有無を分ける。

また、魚に多く含まれるEPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸は特にアルツハイマー病発症予防に有効であるという。
そういえば昨日、テレビでカレーに含まれる成分が認知症予防に良いと言っていた。