インフォームド・コンセント

インフォームド・コンセントは1970年ころからアメリカで拡大し、日本では1990年ころから始まりました。
この言葉は既に市民権を得、誰もが知る言葉となってきました。問題が生じた際、「言った言わない」、「聞いた聞かない」、が重要になるからです。
医師が患者に対して、受ける治療内容の方法や危険性、その後の予想や治療にかかる費用などについて、十分かつ、分かりやすく説明をし、そのうえで治療の同意を得ることを『インフォームド・コンセント』いいます。
一つの病名に対して複数の治療選択肢がある場合、いろいろな治療の意見を聞くのは重要かと思います。
例えば歯が複数本無い場合、①入れ歯 ②ブリッジ ③インプラント ④そのまま放置 といろいろな選択肢があるのです。
費用も方法も異なる治療ですし、もともとインプラントを施術しない(選択肢としない)Dr.もいると思います。
それぞれの長所・短所を納得のいくまで聞くという事が、医者と患者の距離を縮めることになります。

自分のイメージと違う治療方法と感じた場合は遠慮なくセカンドオピニオン(他のDr.の意見を聞くこと)を申し出てください。