はしか(麻疹)の流行

最近、はしか(麻疹)が流行りだしたようです。
はしか(麻疹)は 38度以上の発熱を伴い、咳・鼻水、結膜炎(目の充血、めやに・涙)などの症状が続く、感染力の非常に強いウイルスによる感染症です。

はしか(麻疹)の初期症状として、口の中(主に頬の裏側)に白い斑点が現れます。1mm程度の大きさで、中心が赤みがかった白色に見える斑点を「コプリック斑」と言い、歯医者さんで見つかる場合も多いです。「コプリック斑」が現れた後、全身に赤い発疹が現れます。

風邪のような症状(発熱、咳、鼻水など)が出て、「コプリック斑」が見つかった場合ははしか(麻疹)である可能性が高いです。
麻疹は、重症化する場合もありますので、疑わしい場合はすぐに医療機関を受診してくださいね。ただし特効薬はなく、治療は基本的に対症療法となるようです…。