ヤマハデジタルサックス (YDS−150 )
趣味の話題です。
ヤマハデジタルサックス(YDS-150)は夜間練習用としてとても重宝しています。
このYDS150というデジタルサックスですが、難点があります。形態がソプラノサックスのように直線的で、アルトやテナーサックスのようなネック形態ではないのです。ヤマハさんからネックの形状を変換するアダプターのようなものが付属しているといいのですが残念ながら純正の付属品はありません。
アルト吹きにはやはりアルトの形のデジタルサックスが欲しいのです。
以前、3Dプリンターでアルト用に角度のついたYDS150用ネックアダプターを自作している方いましたので購入させていただいたことがありました。金額も2000円以下でとても秀逸でした。安かったのでたくさん購入しておけばよかったと思いましたが、現在連絡先が不明になってしまいました。(探せばあるのかもしれませんが…。3Dプリンターが出たてのころでしたので、たぶん趣味で作成していたのではないかと思います。日本の方で安心でした。)
しかし、このアダプターもレジン製の為か 使用しているとアダプター先端部が経年劣化でOリングをセットする溝部分が割れてしまいました…!!
Oリングの溝を新たに削って使用していましたが、3回割れるとマウスピースの装着が厳しくなります。
実は、中国製で同じようなYDS150用の角度つきのアングルアダプターも販売しています。これも激安ですがいまいちネットでの個人情報流失のリスクも考え躊躇している所です。もし どうしても購入されたい方はカード等の情報を入力しないでPayPayなどで決済するのがお勧めかと思います。
さて、ここからが本題です。
現在、私はYDS-150に激安中国製のネックを付けて夜サックス練習しています。ネックは渋めのクチャコールグレイでAmazonで購入(約2000円前後)。中国からグレーのビニール袋入りでちゃんと届きました。(ホッとしました)
あと用意するのは近くのホームセンター(Olympic)で購入したエンビの水道パイプ(1メートル位で約500円)です。(使用するのは約3cm)

黒色のエンビパイプで、側面には「JW0807003 JIS. K6742 エスロンHI バイス・ゴールド+(プラス)スイドウHIVP16」と記載があります。(たぶんこのパイプ以外だとYDSのジョイント部分に適合しません)
このパイプは加工しないでそのままYDSのジョイント部分にピッタリはまります。中国製のネックの中にもちょうどはまりますので、ネック内に入る長さにパイプを切断するだけで作業は終わりです。(超簡単!)

ネック内でパイプ径が合わずに緩い場合には、ニトフロンテープまたはビニールテープ等で調整してください。きつい場合はパイプ外側を軽く削合研磨して下さい。
ソプラノ仕様のデジタルサックス(YDS-150)が、アルトサックスと同じ角度に改良できました!若干のブレはありますが意外と使えて安上がりですよ!


