リンゴ病
最近の暑さのせいか、「リンゴ病」が流行りだしたようです。
かわいい名前の病気ですが、正式名は「伝染性紅斑」と言い、発疹が出る前の時期は伝染力が強いとされています。しかし、発疹が発現したころには感染力は失われているので、さほど心配する事は無いようです。主に子どもがかかる病気で夏に流行ります。
妊婦さんが感染すると、流産につながるおそれがあるので注意してください。
リンゴ病は、「ヒトパルボウイルスB19」が原因とされる感染症ですが、特効薬はありません。熱や痛みの対症療法のみとなります。一度かかると終生免疫を得られるようです。
下は厚労省の「リンゴ病」についての説明リンクページです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/fifth_disease.html
ちなみに、犬パルボウイルスは免疫のない子犬に感染すると死亡率が高く、とても厄介な病気ですが、リンゴ病の原因である「ヒトパルボウイルスB19」とは違います。
子犬の「パルボ」はお気を付けください。