林住期

昔(高校時代)、五木寛之が大好きで書籍は全て読破した。「林住期」は晩年の書籍である。
ギラギラとした初期作品の「青春の門」と違い、人生をいかに生きるかという羅針盤的な書籍である。
古代インドでは人生を「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」の4ステージに分けたそうだ。

「学生期」は 0~24歳 学びを深める時期
「家住期」は25~49歳 家族の為に奮闘する時期 
「林住期」は50~74歳 自分の時間を大切にする時期
「遊行期」は75~90歳 余生を静かに送る時期

この中で「林住期」の50~74歳こそ人生最大のクライマックスだという。
色々意見もあるだろうが、「なるほど…」 と思ってしまう。
還暦は人生のクライマックスで、最も華やかな時期なのだ!…そうだ。

色々な人生の指南書がある中、この書は個人的におすすめである。
ご興味のある方は是非ご一読を。