ひな祭り

雛人形を飾る意味を知っていますか?
雛人形は平安時代に貴族社会で行われていた「ひいな遊び」が起源とも、中国の年中行事である「上巳の節句」(じょうしのせっく)が起源ともいわれています。
「ひいな遊び」は平安時代の貴族の子女が楽しんだ人形遊び、「上巳の節句」(じょうしのせっく)は厄払いの行事とのことです。

今でこそ日本は長寿国ですが、昔の寿命は短命で、特に子供の死亡率も高かったと言われています。そのため、子供が無事に成長できて幸せになりますようにという願いを込めて雛人形を飾るようになったのです。

結婚をするなど1人前の女性に成長したら、込められた願いは満願となり、雛人形は役目を終えるといわれますが、今は昔の雛人形を引き継ぐ家も多いようです。

当院待合室、 今年の桃の節句のディスプレイ
こちらは昨年のディスプレイです

 

ところで、目黒の「ホテル雅叙園東京」の東京都指定有形文化財「百段階段」に陳列する『百段雛まつり』はご存じだろうか?

今年はコロナの為開催するかどうかはわかりませんが、日本各地の歴史ある雛人形が紹介されていてとても豪華絢爛です。
一度は見ておきたいおすすめの展示ですよ。
お出かけの際は 開催可否 のご確認を!

https://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/hinamatsuri2019
(2019年の「百段ひな祭り」の展示紹介です)