参院選挙と新成人

駅前の参院選用掲示板に立候補者のポスターが貼られて選挙戦も熱を帯びてきた。
6月に通常国会が閉会し、主要政党候補者の公約主張も出そろってきた。

政府は過去6年間で社会保障費を抑制し、22年度予算でも診療報酬の引き下げ「75歳以上の医療費窓口負担2割化」でその方針は変わりない。
医療の現場としては、将来的に現行の保険証をマイナンバーカードと一体化する「マイナ保険証」の義務付けの方針はシステム構築経費の増大につながり問題だ。

年金も2年連続削減され物価高騰も家計を直撃している。
社会保障費や年金の抑制分はどこにあてられるのだろうか?
コロナに次いでロシアの問題で日本はどう舵を切るのか?

2022年4月1日から成年年齢が18歳になり投票権年齢も引き下げられた。
日本の未来を選択する国政選挙には、新成人にも是非行ってもらいたい。

今振り返ると高校の頃の方が純粋に国政に関心があった気がする。
1960年代に投票権年齢が18歳になっていたら学生運動のやりかたも変わっていただろうか?