「お彼岸」と「お盆」

夏の「お盆」が終わるとすぐに「お彼岸」が来る。
真夏日にお墓参りをして間もないのに またお参りの時期が来る。
「またか」と思うと罰が当たりそうだが、今まであまり気にしたことがなかった。
春夏秋の日本の行事くらいにしか思っていなかった。

「お盆」は、ご先祖様の霊を迎え入れる行事
「お彼岸」は、こちらから近くまで行ってお招きする行事

ということらしい。

「春分の日」「秋分の日」は 彼岸(ひがん;ご先祖様のいる世界)と 此岸(しがん;私たちが生きている世界)が通じやすくなる日らしい。
その前後3日間を合わせたそれぞれ7日間をお彼岸と言う。

なぜ通じやすくなるのかは不明だが、昼夜が同じ時間となる自然の摂理に関係するのだろう。
煩悩を脱した悟りの境地のことを「彼岸」というらしいが、煩悩だらけの自分にはたどり着けるのだろうか?
『三途の川も金次第』『地獄の沙汰も金次第』 なんてことはあるのだろうか?