紫陽花(アジサイ)
梅雨時期の代表花である紫陽花(アジサイ)だが、世界中で品種改良されていてなんとその種類は2000を超えるという。
昔は丸くボリュームのある青色の紫陽花(アジサイ)が定番だったが、今は色も形も大きさも様々だ。
野山でよく見かける紫陽花は日本原産のホンアジサイというらしい。これこそが定番中の定番の紫陽花だろう。
人気の「アナベル」は「アメリカアジサイ」とも言い逆輸入アジサイだ。
柏餅を包むような葉が特徴で円錐形のたわわな花を咲かせる「カシワ葉アジサイ」は、日本産と思ったがこれも実はアメリカ原産という。
隅田川で打ち上げられる花火を連想させる「墨田の花火」という粋な名前のアジサイは、さすがに日本原産だ。
この「隅田の花火」の色違い(ピンク版)はだれが付けたか「ダンスパーティー」というネーミングがされている。
猫の額のような自宅玄関脇には「お多福」という名の紫陽花の花芽が大きくなってきた。
更になんと、「ごきげんよう」・「ティンカーベル」・「紫式部」といった名前のアジサイも存在するらしい。
もはや名前だけでアジサイを思い浮かべることは不可能に近い。
紫陽花(アジサイ)は メダカや錦鯉のように品種が増えつつある。
この品種改良は自然界に影響はないのだろうか…??