5月5日「こどもの日」と「鯉のぼり」

勇ましい兜姿の武者人形(五月人形)には「子どもの健康と成長」を願う意味があるが、「鯉のぼり」にも同じ願いが込められている。
「鯉の滝登り」というくらいに流れに逆らって力強く泳ぐ様を 子供の立身出世に重ね合わせた日本の昔からの文化風習だ。立身出世の関門をこれになぞらえて「登竜門」と呼ぶ。

基本的に鯉のぼりの鯉は3匹で構成される。真鯉(父親)、緋鯉(母親)青い鯉(子供)の3匹だが、江戸時代には武家社会だったせいか渋く勇ましい黒色の鯉1匹だけだったらしい。

一番上の「五色の吹き流し」は悪いものを追い払う意味が込められているらしい。色は決まっていて、青・赤・黄・白・黒が筒状になっているものを使うが、これは中国の文化が影響しているようだ。

子供の成長を願うのは誰しも同じだが、孫が初節句を迎える場合は悩ましい。
一般的なお祝い相場はネットで調べると5万円〜30万円(!)とかなり幅があるが、五月人形を含んだ相場だろうか??
「こどもの日」関連業者の策略にも思えてくる…